■フル可動バスターマシン7号を作る
〜 胴部〜腰部 〜

さて、今回は恐らく一番面倒な股関節の加工を含む、胴から腰にかけての改造です。特に股関節はHGIFバスターマシン7号のインナーフレームとしてマテフォ女性素体をの股関節を使うので、ちょっと面倒かも知れませんが、画像を見ながらチャレンジしてみて下さい。

まずマテフォ女性素体の腰部分を分解します。分解する際は、胴の後ろ側にある+ネジ2つを外すことで一気にバラけさせることができます。
分解したところ。赤丸に囲まれた股関節パーツを流用します。マテフォの胴、腰は使いません。
HGIFバスターマシン7号の股関節部分をカッターなどにて赤線のところで切り離します。
切り離したところ。こんな感じに切り離します。くれぐれも指を切ったりしないように慎重に。
切り離した腰部と太股の切断面を彫刻刀などで図のように彫り込みます。腰側の穴は股関節パーツの上部ボールジョイントが埋め込まれるところとなります。
掘りすぎて表面に穴が開かないように注意。
股関節の受け側となる太股上部を切り離します。太股のネジを外し、分解してからニッパーなどで大まかに切断し、カッターなどで成形していくのが楽です。
腰と太股にマテフォのパーツを埋め込んだところ。ゼリー状瞬間接着剤で仮止めし、流し込み用の流動性の高い瞬間接着剤で固定すると強度が増します。
接着前にマテフォパーツを当ててみて、摺り合わせつつ、最後に接着するのがコツ
股関節部分を組み合わせたところ。股関節にマテフォを使うと結構保持力があり、完成後ポーズを付ける際に便利です。
股関節の改造が完了したら、胸部との接続の受け側を作ります。左画像のように胴部の上側を切断し、胸部に填め込めるように角を面取りします。
次に再び彫刻刀やリューターで、胸部のボールジョイントが填るよう受けの穴を抉ります。穴が開いたら、更にボールジョイントのシャフトを差し込めるよう2mm径のピンバイスで開口します。
最後に胸部を胴部に差し込みます。この後次のステップで膝と踵の加工をすれば、基本的な改造工作は完了です。

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