■フル可動バスターマシン7号を作る
〜 脚部 〜

改造工作工程としては最後の工程となる脚部、膝関節と踵の加工に入ります。膝関節は可動範囲を考慮して二重関節化、また踵に関しては本来のデザインとは異なるのですが、スタンドなどで浮遊した状態の時は目立たず、且つ自立させる時に安定させやすいようにアレンジ(浅井氏のレイキャシールなどの構造がヒント)してみました。

HGIFバスターマシン7号の臑部分、今回はデフォルトで膝から上下に分割できるパーツ構成なので、切断工程を省くことが出来、ちょっと楽できます。
※画像は左足パーツです。
膝の差し込み穴を中心として左図のように彫刻刀やリューターなどで球形ダブルジョイントが入るスペースを抉ります。そして3mmピンバイスで球形ダブルジョイントのシャフトを差し込む穴を開けます。
目安としては球形ダブルジョイントの下側になる球が完全に膝の下に隠れる程度としてください。
※画像は右足パーツです。
球形ダブルジョイントを差し込んだところ、干渉することはないと思いますが、太股側のシャフトを左画像のようにニッパーで若干短く切断しておきます。
太股側も臑に差し込む凸部分を切断してから、球形ダブルジョイントが入るスペースを抉り、3mmピンバイスで穴を開けます。
膝部分を接続したところ。直立時に前面からは完全に球形ダブルジョイントが見えないようにします。膝の可動範囲は、脚のバスターミサイルサイロが干渉してしまうので、大体120〜130度くらいとなります。
この後左足も同様に加工します。
次に踵の加工に入ります。まず既存の踵を切断しておいて下さい。
足の裏に踵の代わりとなるダブルジョイント(今回はダブルではなくシングルでの組み合わせで使用します。パーツ名がダブルジョイントとなっている関係上ややこしくてすみません)を収納する穴を抉ります。ちょうど爪先側にある窪みと連続するようにしておくと綺麗かと思います。
元々あった窪みの底辺部分あたりに2mmピンバイスで穴を開け、ダブルジョイントを差し込みます。
ダブルジョイントを差し込んだら、基本的には足の裏から出ている部分は先ほど抉ったスペースに収納しておきます。そして自立させる場合には、このダブルジョイントの角度を調整して立たせることとなります。
この後左足も同様に。
両足の加工が終わったら加工工程は終了です。ひとまずお疲れ様でした。
改造したフル可動バスターマシン7号を立たせて見て下さい。
次はいよいよ仕上げとしての塗装工程に入り完成です。
※この後塗装工程に入る関係から、本来接着しておいた方がよい部分(胴と胸部を繋ぐボールジョイントのシャフトなど)は未接着となっています。塗装工程の途中で各自接着して下さい。

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