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■2010年03月02日
ディスタンU、ちょこちょこと本番の工作に向けての準備を始めてますが、ウイング部分の角度について洋さんからアドバイスがあったので、それを取り入れてみました。なにがどうなったかというと、ドミストリィあたりの構成を元に、ウイング部分は上下共に並行になっているのを想定していたんですが、若干Xウイング気味に角度を付けてみたワケですが。
ありがちと言えばありがちなんだけど、描いてみたら結構それっぽい感じになったので、この構成も取り入れてみようかと考え中。
ちなみに前面図を描くコトで、ディスタンUの異様とすらいえる点対象となっているメインスラスターのフィンがより明確に。こんな構成のメカ今のところディスタンUが初めてですよ、見るのも作るのも。
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■2010年02月22日
第三稿の二面図描けたので、それを基に二次モックアップ作ってみようという事になり、週末深夜にちょこちょことプラバン細工を。今回は都合2時間程度で形になったけど、こういうプラバン工作って製作記事的にはガチャ改造以上に書くことないんだよなぁ。やってるのはひたすらプラバン切って接着して… の繰り返し。
現状のモックアップはこんな感じ。こんな手抜きモデルでも完成した時のボリュームは把握できるし、ポーズ人形よろしくいろんな角度からどんなふうに見えるかが分かるし結構便利。そしてこの程度の出来だからこそ、これから原型作る前に満足して別のモノに興味が移るようなこともないし。
いろいろ原型製作準備作業していたら、だんだんとドミストリィとかも欲しくなってきた。夏のディスタンUの反応次第では考えてみても良いのかな?と思うのは捕らぬ狸のなんとやら…
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■2010年02月18日
というワケで、設定画から再度読み取って描いてみたディスタンUの第三稿です。ホント描く度に新しい発見がありますよ、コイツは。
気分的には結構イメージ固まってきた感じ。そろそろこの辺をベースに二次モックアップ起してみようか?
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■2010年02月17日
絵というのは便利なもので、実は立体物として破綻していても描き方でいくらでも何とかすることができる。それを意識的にやっちゃうのが「騙し絵」なワケで、一方無意識のうちにやっちゃうのが意外と曲者だったりする。
立体物をパースつけて描いた筈なのに、実はあり得ないくらい捩じれている部分があったりして、でも目の錯覚効果でむしろその歪んだ絵の方が正しく立体を表している絵よりも格好良く見えちゃったり。
もう随分と前の話になるけれど洋さんと知り合って、その経緯でガンダム同人にも片足(それも指先だけちょこっとかも)突っ込んだ関係から、他の人が描いた設定画の解釈や、場合によってはリファインなんかもやった為、自分なりに二次元の嘘を見抜く方法と、それを自分なりに解釈する方法なんかも一応は身に付けた…つもり。
色々描いたりモックアップも作ってみたりしてはみたものの、どうもディスタンUの形状がまだ納得できるまでに把握できていない。Azrielさんからもまだツッコミ入ってるし。なのでちょっと真面目に設定画を疑ってみました。この設定画のプロポーション好きなんだけどね。
やることは結構単純で、機体各所の左右対称な部分を繋ぐ線や、軸線となる方向の線、そして軸線から直角に上下に伸びる線を引いてみて、最終的にそれらの線を基準に設定画を立方体で囲んでみるワケです。そして設定画(今回の場合はディスタンU)をギリギリ収納できる立方体(ただし若干でもパースは付けること)ができればOK。あとはその立方体の外枠の線分を基準に見たい個所の相対的な座標が割り出せるというワケ。そしてその外枠に則らない、整合性の取れない部分は…パースが狂っていると判断できます。
今回その手順は手書きでパーっと(慣れれば立方体描かなくてもXYZ軸の線分があれば充分になってくるので)描いたので省略するとして、その工程から第二稿を修正したのがこんなプロポーション。思っていたより第二船体が小さめです。
あとは「田宮模型の仕事」などでも書かれていますが、正確な立体であっても印象と異なる場合はディフォルメしてやったほうがより「らしい」立体物になるワケで、その辺は結局ディフォルメする人のセンス次第。
さて、今夜もいろいろ描いてみますか。その後で二次モックアップ組んでみて…、実際に原型に手を付け始めるのは何時になるのやら。
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■2010年02月16日(その2)
ある意味ノリノリで、でもそこそこプレッシャーかかった状態で、夏に向けての新作(予定)ディスタンUの図面描いていたワケですが、ひとつ疑問に思っていたことが。それが「ディスタンUのポイント・デフレクターってどこにあるんだろう?」
ポイント・デフレクターってのは一種のバリアー発生装置みたいなものであり、HJ版ブラスティーにおけるチェイサー/クルーズチェイサーの外観上の記号となる部位でもあります。代表的な3種のクルーズチェイサー「ブラスティー」、「チグリフォーン」、「コレオプテール」にもみんな付いてるし、変形して人型(ストライク・フォームと呼称)しないチェイサーの「ブロムレイ」や「ドミストリィ」、「ディスタン」にも付いて(白バイ役の小型チェイサー「ケストリィ」クラスになるとちと怪しかったかも)いる。うろ覚えだけど反監察局組織「パンドラ」の機動兵器であるアクティブマヌーバーの「アールド」や「ノクターン」にも付いていた筈。準光速航行装置であるバイアス・ドライブ未搭載ながらかなり戦闘力が重視されていそうなディスタンUにポイント・デフレクターが付いてない筈ないんだけどなぁ?などと考えて…、「もしかして上下の船体を繋ぐ支柱の上側の付け根にあるんじゃないかなぁ?あそこならそこそこ記号から外れて(全体的に機体の中央部分に位置するように搭載されているのがほとんど、余談ながらクルーズチェイサーやアクティブマヌーバーの場合はストライク・フォーム時に股間にくるのが通常)ないし」などと考えていたんですが…
ありました、気がつきました。ちゃんと設定画に書いてあります。「ポイント・デフ 4基下側についている」とコクピットと反対側の軽キャビンユニット(クルーズチェイサーは長期間の航行を想定しているので生活用のキャビンがあるんだけど、ディスタンUも仮眠がとれるくらいの軽キャビンあり、つまりそこそこ航続力のある機体らしい)の前あたりにしっかりと(ただし設定画では隠れてますが)
一つ疑問が解消されたけれど、また一つ型抜きする際の考慮すべき箇所が増えて…ちょっとだけ前途多難気味かも。
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■2010年02月16日(その1)
一度モックアップまで組んでみたものの、まだその全容を把握できていないディスタンU。まずは細部に入る前にアウトラインだけでも把握しようということで、ちょこちょこと図面描きしてます。
で、肝心のディスタンUですが、唯一の設定画この3カット(HJ1988年4月号227掲載)のみ。HJ別冊の「巡航追撃機ブラスティー」にも未掲載なので、意外と知っている人少ないんじゃないか…というのがほんの若干心配。
<画像>
当時HJ買って、このページ開いて一目惚れし早や二十数年。作りたいとは思っていたものの、形状が複雑なのも直感的にわかっていて二の足踏み続けてましたが、作ると決めた限りは形状把握しなきゃ始まらないワケで。
<画像>
んでもって先週金曜日に描いてみた第一稿がコイツ。先のモックアップもこの第一稿をベースに切り出しています。そして土曜日洋さんにダメ出し喰らい…
<画像>
第二稿がこんな感じ。しかしまぁ怖いもので、描く度に新しい発見がありますよ、このメカ。流石にサクとかシムとはワケが違う。
とりあえずこの第二稿を元にもう一回モックアップ作ってみようかなぁと思案中。
コレ、形になった頃には何パーツ構成になるのやら。 |
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■2010年02月13日
デザイン公開されたのが1988年だから二十数年越しの片思い、HJ版ブラスティーにて3カットの設定画と数行の設定のみのマイナーメカであるDクラスバード(「バード」は巡航追撃機ブラスティーに登場する機動兵器「追撃機=チェイサー」の俗称)ディスタンUを、次回ワンダーフェスティバル2010【夏】で出すために前向きに検討開始しました。といっても現段階では形状把握の為に二面図とモックアップ(1mmプラ板使って1時間半程度で組んだボリューム&構造把握用の簡易モデル)作ったまでではありますが。
…ということで、アキバで洋さんといろいろ語り合った結果、ディスタンUで行くことに。第一次でのマスバランス把握用に持っていったモックアップで洋さんからリテイクが入り、より詳細な形状把握ができてきた感触。打ち合わせしながらラフスケッチも描いたので、今晩あたりに二次試作モックアップ作ってみようかな?と。それと第一次試作が大体1/260くらいの scaleだったんだけど予想外に大きくなったんで、一応正式なscaleは艦船scaleになりますが1/350で行く予定です。実際かなりハードル高いんだけど、現状まだモデラーズ・ハイ(ランナーズ・ハイからの造語、ワンフェスとかの造型イベント後になんでも作れるような気分になる高揚感を指す)なので、今の気分で一気に駆け抜けたら結構面白いものができるかもしれないなぁ。
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